Web Directions East Wrokshopに参加

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11月7日から9日に開催されたWeb Directions East。HTML・CSSの第一人者、Eric Meyer氏のワークショップが開催されること、また自分の中でさらにステップアップしたいという強い気持ちがあったことから、10月に参加を決意。そして待ちに待った11月8日、『効率よく最適化するためのCSS上流講座』に参加してきました。

ツールの紹介からCSSの個別性などを細かく解説

ワークショップでは、Web制作に役立つFirefoxのアドオン、「Web Developer」・「Firebug」の紹介や、CSSのカスケードについてと個別性の計算方法、セレクタパターンの説明など、基本的な事柄から深い説明がありました。

自分ではツールをしっかり使いこなしていると思っていましたが、Firebugで「算定されたスタイルを表示」する機能があることは恥ずかしながら知りませんでした。また、個別性の計算で曖昧な部分も垣間見え...。まだまだ勉強が足りないなと思いました。

柔軟な発想が大事

今回衝撃を覚えたことの一つに、ごく普通のデータテーブルを見た目にも大変分かりやすい棒グラフにして表示することもできると言うこと。(サンプルは、meyerwebのCSS Vertical Bar Graphsに掲載されています。)さらに発展させると、Browser History Timelineのような、一見とてもデータテーブルとは思えないようなものも。

データテーブルは、枠線を引いて背景色をつけて...、というありふれたスタイルでしか表示させたことがなかったけど、柔軟な発想・インスピレーションがあればこんなこともできるのか、と感じました。

CSSも一歩前へ

セミナーを聴く中で思ったことは、日頃Internet Explorer 6にも対応しなければならないサイトを作ることばかりで、Internet Explorer 6の仕様の枠内でしかCSSを書いていないいのではないかと言うこと。Internet Explorer 8の登場も迫ってきており、これからは今まで使いにくかったセレクタなども存分に使える日が来るでしょう。これからは、新時代のCSSといいますか、一歩前へ進んでいかなければと強く感じました。