下地島の海を駆ける翼

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海駆ける翼

エメラルドの海の上を大きな翼が駆け抜ける。そう、ここは言わずと知れたパイロットの聖地、そして航空ファンの聖地「下地島空港」のランウェイ17エンド。あまりの感動にがむしゃらに写真を撮影していたら、偶然こんな一枚が撮れてしまった。

エメラルドの海に誘導灯が延びる

2月だというのに下地島空港の北側の海は本当に青い。その青さゆえに、タッチアンドゴーの訓練で繰り返し着陸して来る飛行機の胴体も青く染まる。それがまたきれいでたまらないのだ。

訓練日程やタイミングにもよるが、JALとANAの両方が訓練していることが多いのではないかと思う。さらに、それぞれ777などの中型機や737といった小型機を使って訓練を行っているので、タッチアンドゴーの頻度はかなりのもの。飛行機(強力なエンジンの風までも!)と海が思う存分に楽しめる。

下地島全景

空港は下地島の西側に位置している。訓練でしか使われない空港なので、上空からの写真を見ての通り、ターミナルはもちろんのこと日陰すらない。夏は強力な暑さ対策が必要だ。下地島の隣の伊良部島(写真右側)で飲み物などを調達していくのが良いだろう。

飛行機は風に向かって着陸するので、青い海と大きな飛行機のコラボレーションを楽しむなら南風の日がおすすめ。訓練予定は、伊良部島「オーシャンハウスinさしば」のWebサイトで確認できるので要チェック。