日本最南端の駅、ゆいレール「赤嶺駅」

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「日本最南端の駅」の碑

仕事を終えた後、最終便で那覇へ。当日宮古島へ渡ることは出来ないので、「ホテル グランビュー沖縄」へ宿泊するために立ち寄ったのがここ、沖縄都市モノレール(ゆいレール)の「赤嶺駅」。

実は赤嶺駅で一度降りてみたいと以前より思っていた。そう、ここは「日本最南端の駅」なのだ。最近でも旅番組では最南端の駅として、鹿児島県にある指宿枕崎線の「西大山駅」を紹介しているが、西大山駅は「JR最南端」なのである。

ちなみに、お隣の「那覇空港駅」は日本最西端の駅。ゆいレールに乗ると、最南端と最西端の駅を一度に楽しめる。

ゆいレール車内からの眺望最前席からの眺めはとても良い

ゆいレールは2003年に完成した新しいモノレール。那覇空港を出発するとバスターミナルに近い「旭橋」、那覇の中心「県庁前」、有名な国際通りの北側に位置する「牧志」、那覇新都心「おもろまち」などを経て首里へと到着する。初めて沖縄に降り立ち、ゆいレールから見た那覇の風景は、今でも鮮明に覚えている。

暖かいゆいレールのメロディー

ゆいレールの車内では駅に到着する前、駅ごとに用意された沖縄のわらべうたのメロディーが流れる。「谷茶前」や「安里屋ユンタ」、「芭蕉布」など馴染みのある曲も多い。なんだか懐かしく、他の鉄道にはない暖かさを感じるように思う。ちなみに僕は、県庁前の「てぃんさぐぬ花」が好き。

車内で流れるメロディーはゆいレールのWebサイトにある「ゆいレールサウンド」のページで聴くことが出来た。このメロディーを聴くとゆいレールに乗っているような気分になり、思わず旅のことを思い出してしまう。