球美の島に浮かぶ「ハテの浜」

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ナカノ浜

琉球列島の中で一番美しいことから「球美の島(くみのしま)」と呼ばれる久米島。その久米島の東に静かに浮かぶ砂州「ハテの浜」に行ってみた。

2009年5月5日(火)、出発は久米島の泊フィッシャリーナ。ハテの浜ツアーは予約していなかったのだが、前から渡船をお願いしようと思っていた「ハテノ浜観光サービス」さんと話をしたら、すぐに船を出してもらえることになったので、さっそくお願いした。

たまたま一人だけだったので、船は小型のボート。揺れるかなと心配したけど取り越し苦労だった。同じ歳ぐらいの船長が操縦するボートで約20分、心地よい波と風を感じる船旅となった。

どこまでも続く砂浜

船はリーフをよけながら「ハテの浜」の中の「ナカノ浜」に着いた。目に入る風景には空と真っ白な砂浜、そして海しかなかった。午前中の早い時間だったので人もまだまばら。本当に楽園のような所だった。

ボンバルディアの窓から見た「ナカノ浜」

前日那覇から久米島に移動する際に、ボンバルディアの窓から見た「ナカノ浜」。浜には人工物はほとんどない。あるのはツアー会社が建てた簡単な日よけと簡易トイレだけ。

輝く波が押し寄せる

「ナカノ浜」の海はどこを見ても白くキラキラと輝いていた。波照間島のニシ浜もきれいだけど、久米島の海もすごい!と思った。「球美の島」と呼ばれる由縁がよく分かった。

クリアブルーの波打ち際

波打ち際もずっと眺めていたくなるような水の色。久米島のイーフビーチの波打ち際は白砂が混ざってしまっていたけど、ここは海の水だけがリズムに乗って押し寄せてくる。よく見ると白い魚がたくさん近くを泳いでいた。

「ハテの浜」はまさに東洋一美しい浜だった。久米島に行くなら一度は訪れてみてほしい。

  • ※ 「ハテの浜」に行かれるならサングラス持参で。何もしていなかった僕は雪目になりました。