広島空港の滑走路ウォークに参加

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昨日16日、「ひろしま空の日2016 ふれあい秋まつり」の一環として開催された「滑走路ウォーク」に参加してきました。定員は100名で往復はがきによる応募・抽選。出張の帰りに偶然見つけたチラシで知って応募したところ、見事当選することができたのです。

集合は午前5時。自宅から空港まで1時間弱なのですが、さすがに4時前に出発して運転する自信はなし。9月から何かと忙しかったので、静かな山の上でのんびりするのも良いかと広島エアポートホテルに前泊しました。

ウォークツアーは5時過ぎに出発。管制塔がある建物の東側のゲートが開き、制限区域へと入りました。まだ夜明け前で真っ暗ですが、スポット2にステイしているAIR DOのB737-700がライトに照らされてきれいでした。

その後、スポットからT3(ちなみにフォネティックコードで読むので「タンゴスリー」と読んでいます)を経由していよいよ滑走路へ。広島空港の滑走路は幅60mと広く(岡山など45mの空港も多い)、スケールの大きさを感じます。細かいグルービングが施してあり、雨の日でもしっかり止まることができそうな路面です。滑走路の灯火もオンにしていただけたようで、さまざまな色のライトが光っているのがとても印象的でした。この灯火は発光度合いが調節できるようで、スタッフさんの連絡により最大限の明るさも実演されたのですが、かなりまぶしい光でした。
滑走路中心線から西の方を望む。灯火が滑走路に沿って光っています。

滑走路中心線からターミナル方向を見ると、6時前ですが各所で灯りがともりはじめているようでした。広島空港の一日が始まる瞬間ですね。一番早いNH672便が7時35分発ですが、地上では準備が始まっているようです。
滑走路中心線からターミナルを望む。スポット2・3・5・7・8にはステイしている飛行機が見え、ターミナルは徐々に灯りがついているようです。

T4から滑走路を抜けて再びスポットへ。6時を過ぎ徐々に空が明るくなってきました。P3の誘導路中心線上を歩いたのですが、この場所が広いのか狭いのかよく分からず。というのも、プッシュバックされたB767-300の横をB737-800が通っていくシーンがあるのですが、いつも翼端がぶつからないのかなと疑問に思っているからです。これは2機並んでいるシーンを正面から見ないと感覚が分かりませんね。
P3の誘導路中心線上から東を望む。飛行機が止まっているところとこの線上までの間が広いような狭いような。

管制塔下まで帰ってきてしばし撮影タイム。広島空港のキャラクター「ソラミィ」も登場してきました。辺りはすっかり明るくなり、大きな飛行機を間近に見るという貴重なひとときを楽しんで過ごしていました。
スポット2の脇で飛行機と撮影を楽しむ参加者の皆さん

このような機会がなければ歩くことのできない滑走路を歩くことができ、とても思い出に残りました。朝早くから対応してくださいました空港スタッフのみなさま、ありがとうございました。