時代工房さまから「JIS X 8341-3:2016, WCAG 2.0, ISO/IEC 40500:2012 早見表」を頂きました

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足を運ぶには遠方なため参加できなかった「Japan Accessibility Conference vol.1」ですが、「JIS X 8341-3:2016, WCAG 2.0, ISO/IEC 40500:2012 早見表 | 覚え書き | @kazuhito」を拝見し、私もこの早見表がほしいなとTwitterでつぶやきました。すると有限会社時代工房の柴田さまからお声がけをいただき、郵送にていただくことができました。(なお、2017年11月9日に「JIS X 8341-3:2016, WCAG 2.0早見表/逆引き表をプレゼント - 有限会社時代工房」が掲載されています。)

封筒を開けて早見表を手に取った瞬間、これは販売されていても不思議ではないクオリティだなという感想を私も抱きました。ラミネート加工の方は日常使っても汚れたり折れたりすることはなさそうですし、厚紙版の方は高級そうなマット紙が使われており反射がなくて見やすく感触もとても良いです。
写真:JIS X 8341-3:2016, WCAG 2.0, ISO/IEC 40500:2012 早見表

早見表を見ると、達成基準レベルA・レベルAA・レベルAAAの各レベルでそれぞれ何を満たすことが必要か、項目を容易にピックアップしていくことができました。その上で、「3.1.1 ページの言語」は「html要素のlang属性を使用する(H57)」を利用するのが一つの手段だったなと分かればすぐに制作物をチェックできますし、「4.1.2 名前(name)・役割(role)及び値(value)」はレベルAになっているけどどのような内容だったかなとなれば、「WCAG 2.0 解説書」等を改めて確認するきっかけ等になりそうです。

裏面は逆引きとなっており、「サイト全体に関わること」「音声ファイルがある」といった状況からどの達成基準を満たすべきかを確認することができます。「レベルAで音声ファイルがある場合はどの項目を満たすべきだったかな」というようなシーンで活躍しそうです。

早見表見て改めて思ったのは「達成基準レベルAの項目はどのサイトでも満たすようにしたいな」ということでした。PDF版が後日公開されるとのことですので、一人でも多くの方がこの「JIS X 8341-3:2016, WCAG 2.0, ISO/IEC 40500:2012 早見表」に触れて欲しいなと感じました。

最後になりましたが時代工房の柴田さま、この度はありがとうございました。