「フルサイト編集」でも利用できる「やさしい日本語エディタ WordPressプラグイン」

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やさしい日本語 Advent Calendar 2021」の4日目です。少しPRをさせてください。

記事「やさしい日本語エディタ WordPressプラグインを制作」でも紹介いたしました通り、WordPressのエディタで書いている文章をやさしい日本語に変換したり、ふりがなを振ったりすることをサポートするプラグインを昨年9月にリリースしています。自治体のメインのサイトでWordPressが利用されている事例は把握していないのですが、例えば私が住んでいる福山市の「福山ブランド【福山市都市ブランド戦略】公式ホームページ」のように市の関連サイトでWordPressが利用されるケースはしばしば見かけます。そのようなサイトなどでぜひお役立ていただければと考えています。

プラグインをインストールすると、以下の画像のようにエディタのツールバーにやさしい日本語関連のボタンが表示されます。
ブロックエディタ(Gutenberg)にSimplified Japaneseプラグインを適用した画面

ルビを編集するインターフェースにはこだわっており、ルビを付ける漢字の下に入力欄が出るように工夫しています。
Simplified Japaneseプラグインでルビを編集する画面

「フルサイト編集」でも動作しました

普段は「PowerCMS X」を利用する案件に関わることがほとんどですが、WordPress関連情報もウォッチしており、最近では「WordPress 5.9のリリースが1月25日へと延期に - ニュース - Capital P - WordPressメディア」が印象に残っています。記事でも言及されている「フルサイト編集」はTwitterでもしばしばツイートを見かけるので、大きな変更なのだろうということは認識しています。

今手元でWordPressのナイトリー版をインストールしTwenty Twenty-Twoテーマで確認したところ、フルサイト編集(外観メニューの中のEditor)でも「やさしい日本語エディタ WordPressプラグイン」は動作するようです。Gutenbergをベースにしたプロジェクトですので当然の結果かも知れませんね。
Twenty Twenty-Twoテーマでサイトホームページを編集している様子

ルビを編集するインターフェースがちょうど良いところに表示されないことに気付き調べたところ、フルサイト編集画面では編集するコンテンツがiframeの中に配置されていることが分かり、JavaScriptを調整しました。WordPress 5.9が正式公開される頃にはプラグインもアップデート・公開したいと考えています。
Twenty Twenty-Twoテーマでふりがなを編集している様子

まずはリリース済のWordPress 5.8にて「やさしい日本語エディタ WordPressプラグイン」をお試し頂ければと思います。Freeプランは1回の変換文字数が30文字まで、月間コール数300回まで無料でご利用頂けます。