PowerCMS XでAWSのEBSとEFSにファイル出力する時間を計測

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このGWから「AWS Certified Developer - Associate」の勉強を始めました。今日はEC2でEFSを使ってみる実習をしたのですが、ついでにPowerCMS XでEBSとEFSに出力した場合の所要時間を計りました。業務でも複数台のCMSサーバーを用意しEFSを使用している案件があり、どのぐらいのパフォーマンスなのか以前から興味がありました。

インスタンスタイプはt4g.smallで2 vCPU、15GBの汎用SSD(gp3)のEBSをアタッチしています。EFSはElastic Throughput(推奨設定)にしたものをEC2にマウントしました。PowerCMS XとMySQLをDockerコンテナ上で実行しています。(MySQLはRDSにして計測した方が良いかもしれないが…)

結果

11,120ファイル出力した場合の所要時間は下記のようになりました。やはりEFSだと時間を要すようです。

ストレージ 所要時間
EBS 3:00
EFS 8:11

ポップアップウィンドウからの再構築を並列処理で行うrebuild_async環境変数を有効化し、2並列で再構築を行うと所要時間が短くなりました。

ストレージ 所要時間 備考
EFS 4:55 2並列